展示会出展レポート -2021国際医用画像総合展(ITEM2021)-
2021年05月17日
お知らせ
2021年4月16日(金)から3日間にわたり、パシフィコ横浜で開催された「2021国際医用画像総合展(ITEM2021)」に出展いたしました。平素よりAmiVoiceをお使いいただいている方から初めて体験された方まで、当社展示ブースへのご来場誠にありがとうございました。
「2021国際医用画像総合展(ITEM2021)」は『JRC2021』の一環として開催される、最新の医療・画像機器及び周辺機器を一同に公開する総合展示会です。
当社ブースでは「新しい読影スタイルの提言、読影環境におけるNew Normal」をテーマに、「AmiVoice Ex7」をはじめ、クラウド型音声入力サービス「AmiVoice CLx」、iOS版クラウド型音声入力サービス「AmiVoice MLx」など、医療現場における記録業務効率化を支援する製品・サービスをご紹介いたしました。
より多くのご来場者様にAmiVoiceをご体験いただけるようデモスペースを4箇所設け、通路に面した展示モニターでは導入事例動画やマイクを使った音声認識のコツをご紹介する動画等をご覧いただきました。
出展コンセプト
コンセプトは『新しい読影スタイルの提言、読影環境におけるNew Normal』
現在、私たちは予想もしなかった新型コロナウイルスとの長期的な共存を迫られています。医療現場においても安全とキャパシティを確保するために、今までのノーマルとは異なる仕組みや整備が必要とされます。
アドバンスト・メディアでは、医療従事者の皆様がニューノーマルの環境下においても、より便利に・より安心して業務に専念できるよう、今まで培ってきた音声認識技術を生かし、人員の確保が難しい中で行わなくてはならない入力業務や、コミュニケーションの問題を解決すべく、さまざまなシーンに合わせた製品開発を行っています。
本展示会では、当社が今日まで提案・推進を行ってまいりました「キーボード入力から音声入力へ」の読影スタイルをさらに進化させるべく、新たな読影スタイル・環境を確立する新しい入力デバイスやAmiVoiceの新機能をご紹介いたしました。
ご来場皆様の声
当日は医療従事者の方をはじめ、各種メーカー様等多くの方々と直接お話をさせていただき、デモ・動画展示の他、製品の最新バージョンを手に取ってお試しいただきました。
ご来場者様からのお言葉を一部ご紹介いたします。
昨今の新型コロナウイルス感染症拡大の影響を受け、遠隔読影や訪問医療などでのニーズが増えている印象を受けました。
<遠隔読影や自宅用に>
・遠隔読影でも使用したいので、マイクを自分用に買おうか悩んでいます。
DNN辞書が良い認識率ですね。
・自分の病院だけでなく、自宅読影時にも使いたい。
・AmiVoice Ex7とAmiVoice MLxは(遠隔読影の)スタッフ向けにとても良いと思う。
<モバイルサービスへの関心>
・AmiVoice Ex7は持っているが、AmiVoice MLxもよさそう。
パソコンごと持ち歩くのが不便なので。
・現在電カルへ入力するのにPCを1人一台持っていないので待ち時間がある。モバイルで解決できそう。
また、議事録作成の効率化に関するご質問も多くいただきました。院内カンファレンスはもちろんのこと、Web会議などでも使用可能なサービスがございます。
<議事録作成の効率化を>
・読影のカンファレンス音声の文字起こしを検討している。
・医療安全会議などの記録を効率良くしたい。
AmiVoice Ex7の既存ユーザー様からはサーバー版への移行や最新版へのバージョンアップ希望のお声もいただきました。
<既存ユーザー様より>
・現在はスタンドアロン版を使用していますが、次回更新時にはサーバー版へ移行しようと思います。ユーザーデータを一元管理したいので。
・最新版にしたいので、現在使っているEx7のバージョンが知りたい。
多くのお言葉をいただき、誠にありがとうございました。
おわりに
昨年は新型コロナウイルス感染症拡大の影響を受け開催中止となった本展ですが、今年は無事に予定通りの現地開催となりました。例年より来場者は少ないものの、当社ブースに足を運んでくださるお客様は一定数みられ、ご関心をお寄せいただけていることに改めて感謝いたします。
特に病院の中での放射線科は、新型コロナウイルスの患者様が運ばれてきた際に、最初に罹患しているかの判断材料である肺の撮影をする部門ですので、私たちの想像の及ばない忙しさや緊張感に追われる毎日と推察します。そのような忙しい日々を過ごしている方々ですので、展示会の中でも、働き方に関係するクラウドサービスやモバイルを用いた製品へのお問合せが多かったという印象です。
新型コロナウイルス感染拡大が止まらない中、尽力されている医療従事者の方々の負担を減らすために、今後も「声」を活用したAmiVoiceの各種製品・サービスを展開し、医療現場の業務改善を後押しいたします。
お知らせ
本展のWEB展示会は5/12(水)より開催中です。
現地に足を運ぶことができなかったお客様につきましては、ぜひこちらもご活用ください。
【ITEM2021-WEB】 | |
会期: | 2021年 5月12日(水)~6月3日(木) |
公式サイト: | https://item2021.com/ |
注目製品
【SpeechMike Premium Air SMP4000】
※AmiVoice Ex7オプションマイク(最新バージョン7.70対応)
ケーブルを気にせず使用できる、120gの軽量ワイヤレスハンドマイクです。フル充電した場合、およそ3時間の充電で24時間の録音ができます。
【AmiVoice Ex7】
「AmiVoice Front SP01」等のマイクデバイスを用いて音声入力するだけで、簡単に文書を作成できる医療従事者向け音声入力システムです。電子カルテや読影レポート、服薬指導等、PCで行う様々な文章入力の負担を軽減します。
https://medical.amivoice.com/
高原 太郎先生講演「実践・マイクを使いこなす~AmiVoice使いこなし術について~」
【AmiVoice MLx】
スマートフォンで音声入力された内容をPCに転送できるシステムです。外出中や移動中に音声入力によるメモを手軽に作成し、Bluetooth経由で院内PC上の電子カルテやレポーティングシステム等に転送できます。
https://medical.amivoice.com/mlx/
導入事例・聖マリアンナ医科大学病院様「看護で使うAmiVoice MLx」
【AmiVoice CLx】
マイクデバイスに向かって話すだけで、いつでもどこでも診療記録を簡単に作成できるクラウド型の音声入力サービスです。往診先や出張先等、どこからでもログイン可能で、迅速かつ正確な診療記録作成に貢献します。
https://medical.amivoice.com/clx/
【AmiVoice iNote】
医療向けAI音声認識ワークシェアリングサービスです。記録業務の省力化と質の向上に貢献する事はもちろん、院内SNS機能でのリアルタイムな情報共有や勤務状況のモニタリング等も可能です。
https://medical.amivoice.com/iNote/
最後までお読みいただき、誠にありがとうございました。
アドバンスト・メディアでは、幅広い業種・業態での更なる音声認識の普及を目指し、今後も積極的なサービス提供に取り組んで参ります。
【2021国際医用画像総合展(ITEM2021)】 | |
会期: | 2021年4月16日(金)~18日(日) |
会場: | パシフィコ横浜 |
ブース: | B1-05 |
公式サイト: | 【主催】一般社団法人日本ラジオロジー協会(JRC) https://www.j-rc.org/jrc/index.html 【運営】一般社団法人日本画像医療システム工業会(JIRA) http://www.jira-net.or.jp/event/item.html |