AmiVoice Ex7 バージョン7.60リリースのお知らせ
2019年10月31日
お知らせ
バージョンアップについて
【バージョンアップ版ダウンロード開始予定日】
【無償バージョンアップ対象者】
○現在、保守契約にご加入頂いているユーザー様は無償でバージョンアップしていただけます。
保守契約が切れているお客様で、7.60にバージョンアップをご希望の場合には、別途保守契約が必要です。
詳細につきましては、以下にてご確認ください。
https://medical.amivoice.com/support/index.html
更新情報
新元号に対応
新元号「令和」の音声認識結果ならびに表現の設定でのフォーマット変更に対応しました。
設定画面の「表現」の表示例を「令和」に変更しました。
音声で、現在の日付・時刻が入力できる機能を追加
「現在年月日」、「現在時間」の音声コマンドを追加しました。
『げんざいねんがっぴ』や『げんざいじかん』と発話すると、現在の日時や時刻に自動的に変換されます。
例えば、経過記録などにご利用いただけます。
入力モード(エディター入力・直接入力)の一時切り替え機能を追加
入力モード(エディター入力・直接入力)をマイクボタン割り当てで一時的に切り替える機能を追加しました。
下記のようなニーズに対応しております。
①直接入力モードを使用しているけれども、一時的に穴埋めテンプレートを使いたい
②エディター入力モードを使用したいのだけれども、直接入力モードでないと書き込みができない入力欄に一時的に転送したい
本機能を利用するには、設定画面の「マイク」のボタン設定から任意のボタンへ「入力モード切替」機能を割り当てます。
PHILIPS社製スピーチマイク SMP3700に対応
従来のPHILIPS社製スピーチマイクに加え、「SMP3700」に対応しました。
ボタン押下時の選択マイクチェック機能を追加
PHILIPS社製スピーチマイクまたは AmiVoice Front SP01の録音ボタンを押した際に、
「録音デバイス」として選択されているマイクの種類が異なっている場合はアラート画面を表示し、マイク選択画面に遷移します。
本機能の有効/無効を切り替えるには、設定画面の「マイク」のボタン設定画面下部に存在する
「録音ボタンを押した時に録音デバイスを確認する」のチェックボックスをクリックします。
音声の頭欠け・後ろ欠けを改善するための設定を追加
○ボタンクリック音のフィルターを無効化する設定を追
ボタンのクリック音が音声認識結果に混ざるのを抑止するためにスピーチマイクに備わっているボタンを押した後(と離した後)、コンマ数秒程度無音にする機能を無効にする設定を追加しました。
※本機能が働くと、ボタンを押すのとほぼ同時にしゃべり始めるユーザーの場合、音声の頭が欠けてしまうことがあります。
本機能の有効/無効を切り替えるには、設定画面の「マイク」のボタン設定画面から
「クリック音抑制フィルタを有効にする」のチェックボックスをクリックします。
○録音時間の拡張設定を追
通常はマイクの録音ボタンを押した際に音声認識を開始し、押していたボタンを離した際に音声認識を終了しますが、
音声拡張設定では録音ボタンを押す直前と離す直後の音声も音声認識の対象に含める調整を行えます。
本機能を使用するには、設定画面の「マイク」の録音デバイス画面から「音声認識を行っていない状態でも録音を行う」に
チェックを入れ、「録音拡張設定」ボタンをクリックします。
※通常は設定を変更しないでください。
設定を変更すると音声認識結果の表示が遅くなる場合があります。
候補学習ファイルサイズを圧縮し、ログイン処理を高速化する機能を追加
肥大化した候補学習ファイルの圧縮を行うことができます。
本機能を利用するには、設定画面の「学習」の候補学習画面より、「学習データを圧縮する」ボタンを押下してください。
※処理にある程度の時間がかかるため、ユーザー毎に実施してください。
DNNエンジン選択時に音響学習ボタンを押せないように変更
マスター辞書でDNNエンジン選択した場合、AmiVoiceバー上の音響学習ボタンを押せないようにしました。
※AmiVoice Ex7では、DNNエンジン選択時は音響学習を行っておりません。
ユーザー権限でのライセンス更新に対応
PCへ管理者ユーザーでログインしていない場合でも、ライセンス更新ツールを更新可能になりました。
管理ツールServer Managerのグラフ表示を改善 [CS版のみ]
音声入力利用量グラフの表示を改善しました。
従来は、ユーザー毎の利用量推移のみ確認できましたが、施設全体(全ユーザーのサマリー)の利用量推移(月別)を
確認できるようになりました。
※本機能を使用するには、次のWEBブラウザが必要です。
・Internet Explorer Ver. 11以上
・Chrome Ver. 68以上
・FireFox Ver. 60以上
マスター辞書の改善
○全辞書共通
・新元号「令和」の追
・辞書内の不適切な読みを修正
・一部の誤認識を改善
・各種コーパスを追加学習
・不要な略語を削除
・異字体、カナ漢字表記をMEDIS病名の異字体/統一語に準拠(ただし、「頚」「頸」「鼠」「鼡」を除く)
○共通項目
・電子カルテ、調剤、整形外科、眼科、精神科、リハビリ、医療メールで次の内容を追加しました。
– MEDIS「医薬品HOT コードマスター 2019年06月30日版」を反映 – 前バージョン比で約125単語を追
– MEDIS「病名マスター(ICD10対応標準病名マスター) 2019年06月01日版」を反映 – 前バージョン比で約155件を追
– MEDIS「手術・処置マスター 2019年06月13日版」を反映 – 前バージョン比で22件を追加
既存機能の使いやすさを向上
ユーザー様よりお寄せいただいたご要望等に対応しました。
動作環境
■OS: Windows 7/8.1/10 (32bit, 64bit両対応 各日本語版)
■CPU: 1GHz 以上のプロセッサ
■メモリ:4GB以上
■HDD: 10GB以上の空き容量
■USB: 1ポート以上の空き(Speech Mike使用時)
■光学ドライブ:インストール時に必要