医療カンファレンス向け 音声認識 議事録作成支援ソフトウェア「AmiVoice Medical Conference」3月22日より販売開始

2017年03月23日
お知らせ

株式会社アドバンスト・メディア(本社:東京都豊島区、代表取締役会長兼社長:鈴木清幸 以下、アドバンスト・メディア)は、医療カンファレンス向け音声認識 議事録作成ソフトウェア「AmiVoice Medical Conference(アミボイス メディカル カンファレンス)」を3月22日より販売開始いたします。音声認識を活用し、医療機関向けの議事録作成を支援いたします。

【背景】
 医療機関では、治療方針や院内連携、医療安全推進会議、検証会議、経営会議など日々多くの会議が開催されており、それに伴い議事録を作成しています。意思決定や方針の記録・情報共有など、議事録は欠かせないものですが、作成にかかる人手や時間などの業務負担が問題となっています。医療機関の長時間労働は、社会的な問題にもなっており、業務効率化による労働時間の抑制は、各機関の優先課題の一つとなっています。
 これらの課題に対し、アドバンスト・メディアは、音声認識技術AmiVoiceを活用し、議事録作成の業務負担を軽減するソフトウェア「AmiVoice Medical Conference」を開発いたしました。

【AmiVoice Medical Conference 概要】
 本ソフトウェアは、会議での発言を音声認識技術でテキスト化し、効率的に議事録作成を行うことができます。ディープラーニング技術を実装した音声認識エンジンを使用しており、一般的な会議用語に加え、病名・症状・薬品名などの医療用語があらかじめ登録されています。
 効率的な議事録作成のための充実した書き起こしサポート機能を搭載しており、編集・管理・保存・書き出しを一括して行うことができます。ネットワークを使用しないスタンドアローン方式のため、機密性の高い会議などでもセキュリティを担保しながら安心してご利用いただけます。

【特長】
① 書き起こしに特化した専用ソフトウェアで、効率的な議事録作成が可能に
 ICレコーダーの録音音声をパソコンに取り込むことで、録音データの操作をすべてパソコン上で行うことが可能になります。マイクとの距離が遠い、1つのICレコーダーで複数人の会話を録音する等、集音環境が音声認識に適さない音声データも、スムーズに議事録化できる様々な機能を備えています(オプション品の録音用マイク・ボイスレコーダー使用を推奨します)。キーボードのみでソフトウェアの操作が行えるため、これまでのようにICレコーダー操作をしながら書き起こしをする必要がありません。

② 医療用語に強い。ディープラーニング技術対応の音声認識エンジンを搭載
 ディープラーニング技術を実装した音声認識エンジンを使用しています。通常の会議用語に加え、医療用語に特化した音声認識エンジンを用いているため、「急性期梗塞」「リンパ節腫大」などの専門用語もスムーズに文字化できます。また、元の音声を聞きながら復唱することで、声による書き起こしが行える音声入力機能も標準搭載しています。

③ 初めて使う人でも直感的に操作ができるユーザーインターフェース(UI)
 書き起こしに特化したソフトウェアにすることで、ユーザーが直感的に操作でき、初めてでも使いやすいUIを実現しました。音声認識処理を行いながら、同時に書き起こしを行うことができるため、より効率的に作業を行うことができます。

 価格は、35万円(税別)で、サポート保守は3万5,000円/年間です(初年度はサポート保守が必須)。その他、録音用マイクやボイスレコーダー、復唱用マイクなどのオプション品を組み合わせたパッケージプランもご用意しています。
 
 アドバンスト・メディアでは、医療現場での更なる音声入力普及を目指し、今後も積極的な製品開発やサービス提供に取り組んで参ります。

【動作環境】
・OS   : Windows 10/Windows 8.1/Windows 8/Windows 7/各日本語版(64bit、32bit両対応)
・CPU   : 1GHz以上のプロセッサ
・メモリ : 8GB(推奨)
・HDD : 1GB以上の空き容量
・USB : USB1.1以上。1ポート占有(USBライセンス認証キー)
※MacOS環境下での動作保証はいたしておりません。

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