導入事例:筑波大学附属病院 様

レジデントの頃から画像診断においては常にAmiVoice で入力しています。

  • 筑波大学附属病院 様

  • AmiVoice® Ex7 RadClient

    ・画像から目を離すことなく入力できるので、万に一つの見落としを防止できる。
    ・カンファレンスにおけるプレゼンの練習を兼ねる。

Q.当ソフトをご利用いただいたきっかけを教えて下さい。

私は2003年にレジデントとして放射線科に入局しました。
翌年に初期バージョンのAmiVoice が導入され、すぐに使ってみました。しかしながら、当時のAmiVoice は誤変換が多く、修正に手間がかかったため、ほとんど利用していませんでした。その数年後、 AmiVoice がバージョンアップされたのですが、改めて音声入力を試してみたところ、認識精度が一気に向上したことを覚えています。それ以来、本格的に活用を開始し、画像診断においては常にAmiVoice で文字入力しています。

Q.当ソフトをのご利用方法について具体的に教えて下さい。

当院及び非常勤先の筑波メディカルセンター病院において全ての画像診断レポートをAmiVoice で音声入力しています。私の場合、エディターモードで一気にディクテーションし、レポートシステムに転送しています。レポート内容の見直しや誤字・脱字のチェック、文章構成の編集はレポートシステム上でキーボードを使っています。また、専門用語を略称で音声入力できるように単語登録を使っています。

Q.使用することでどのような効果がございましたか。

私はタイピングのスピードには自信がありますが、音声入力の方が圧倒的に入力スピードが速いです。また、英単語のつづりを失念した場合でも、 AmiVoice なら発話すれば正確なつづりで入力できるので、非常に便利です。
先輩医師から、「読影件数が増えてくると腱鞘炎に悩まされる」と聞いていましたが、幸い私はレジデントの頃から常に AmiVoice を使用しているので、腱鞘炎とはまったく無縁です。

Q.音声入力に関して、南 学 教授がご指導されている点を教えて下さい。

南教授から音声入力に関してご指導いただいている点は、次の2つです。
(1)画像から目を離すことなく入力できるので、万に一つの見落としを防止できる
(2)カンファレンスにおけるプレゼンの練習を兼ねる
従いまして、どんなにタイピングの速い医師であっても、音声入力を使用するよう指導を受けています。そのため、当院ではAmiVoice を使用していない医師は皆無に等しいです。

Q.今後、期待する機能などについて教えて下さい。

何度発話しても意図通り変換してくれない単語が稀にあります。是非改善して欲しいです。
次に今後、期待する点ですが、Wordのように、明らかな入力ミスを指摘する機能を実装して欲しいです。また、例えば、「左肺上葉」・「右肺上葉」にように「左」・「右」がつく全用語を「注意用語」として登録できるようにして欲しいです。左右は言い間違えることが多いので、誤入力を防止できるように注意喚起してもらえると助かります。

導入事例プロフィール

筑波大学附属病院
ご回答者様 講師 齋田 司先生
所在地 茨城県つくば市
診療科 放射線診断・IVR科 診療グループ
導入時期 2004年1月

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