展示会出展レポート -国際モダンホスピタルショウ 2019-

2019年08月07日
お知らせ

2019年7月17日(水)から3日間にわたり、東京ビッグサイトで開催された「国際モダンホスピタルショウ 2019」に出展いたしました。お忙しい中、多数のお客様にご来場いただき、誠にありがとうございました。

 

国際モダンホスピタルショウは、保健・医療・福祉の関係者を対象に開催される国内最大規模の展示会です。今回は「健康・医療・福祉の未来をひらく~世代と国境を越えた豊かな共生を目指して~」をメインテーマに、多彩な展示と、数多くのプレゼンテーションやカンファレンスが催されました。
当社ブースでは「AmiVoice Ex7」をはじめ「AmiVoice CLx」「AmiVoice MLx」等、医療現場における記録業務効率化に貢献する製品をご紹介いたしました。
音声入力は、キーボード入力の約2倍の速さで入力する事ができる為、作業時間や人件費削減等に効果的です。
※音声入力システムの詳しい導入効果についてはこちらをご覧ください。

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医療・調剤薬局・介護向け音声入力キーボードアプリ「AmiVoice SBx Medical」や医療向け音声認識ワークシェアリングサービス「AmiVoice iNote」、医療従事者向け書き起こし業務支援システム「AmiVoice Medical Conference」もご紹介しました。

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加えてより多くのご来場者様にAmiVoiceをご体験いただけるようデモスペースを5箇所設けました。また通路に面した展示モニターでは、導入事例動画やマイクを使った音声認識のコツをご紹介する動画等をご覧いただきました。

 

ご来場者様からは、認識精度の高さや、スマートフォンで移動中も簡単にメモできる点等をご評価いただき、新たに導入を検討したいという方も多くいらっしゃいました。
他の施設様からAmiVoiceをご紹介いただき、足を運んでくださった方も多く、既存ユーザー様の日頃のご愛顧に感謝いたします。

 

出展コンセプト

コンセプトは『AI音声認識ソリューションで働き方を変える!』

現在、長時間労働をはじめとした医療従事者の過酷な業務が社会的に問題視されています。医療従事者の業務環境改善の試みとして、記録業務にかかる時間の削減や、ワークシェアリングの推進等が挙げられます。本展示会では、音声認識技術の活用によりそうした課題の解決に大きく貢献する製品・サービスを多数ご紹介いたしました。

出展内容への反響

様々なシーンで求められる「入力時間短縮」

当日実施させていただいたアンケートでは、AmiVoice導入・未導入に関わらず「AmiVoiceが便利で使えそうだと思う理由」として「入力時間短縮」と回答した方が最も多く、次いで「疲労の軽減」「記録内容の充実」等が挙げられる結果となりました。
利用用途もご回答いただいたところ、「所見の記入」をはじめとして非常に幅広く、部門を問わず、様々なシーンで音声入力を活用した業務効率化に期待が寄せられている事が窺えました。

<お客様の声>
・処置記録や観察記録、介護記録等の各種記録業務で利用したい。
・紹介状や報告書といった書類作成で利用したい。
・介護現場でも、看護記録のように充実した内容を書き残したい。
・ムンテラで使用したい。
・救急で使用したい。

また、現在直面されている課題や、より良い医療サービスを提供したいと感じている場面について、多くの具体例を挙げていただきました。

<お客様の声>
・精神科では記録が長くなる事が多いので、音声入力で効率化を図りたい。
・看護師の記録業務を軽減したい。
・業務中、PCの画面を見る時間が長い事が問題になっている。
・記録内容の漏れが生じてしまうのを音声入力で防ぎたい。
・年配のドクター向けに導入したい。
・入院前プロフィールの入力作業が大変なので、負担を減らしたい。

モバイル系アプリ等、新規製品・サービスのニーズ

PHSサービスの終了を2020年に控え、医療機関においても医療用PHSに代わり、スマートデバイスの導入が始まりつつあります。今回のご来場者様からも「音声入力を導入してスマートデバイスをもっと活用したい」といったお声を多数頂戴いたしました。

<お客様の声>
・iPhoneを連絡用途のみで使用しているが、音声入力で付加価値を付けたい。
・iPhoneとPCを連携できるサービスを探しているが、PCがネット接続不可なので「AmiVoice MLx」を使ってみたい。
・iPhoneでカルテのアプリを使っているので、そこに「AmiVoice SBx Medical」で音声入力をしたい。

特に今回展示したモバイル向けサービス「AmiVoice MLx」「AmiVoice iNote」は、看護部門やリハビリテーション科等で導入を希望する声もあり、これまで診療部門での利用を主に想定した「PCとマイク」中心のシステムとは別のアプローチができるものであると感じられました。

アンケート結果にも注目度の高さが反映され、「AmiVoice Ex7」に次いで関心のある製品として挙げる方が多くいらっしゃいました。

<お客様の声>
・「AmiVoice iNote」を看護で利用してみたい。写真撮影やSNS機能が便利そう。
・リハビリ科で音声入力を利用したいという要望がある。

また、「議事録作成に使える製品を探している」というご質問が以前より増えたのも印象的でした。

<お客様の声>
・議事録の作成に苦労しているので「AmiVoice Medical Conference」を試してみたい。
・「AmiVoice Medical Conference」は会議だけでなく、回診の記録等といった使い方もできるかもしれない。

AmiVoiceの評判を聞いて

他の施設様等からAmiVoiceの評判を聞き、当社ブースへ足を運んでくださった方もいらっしゃいました。

医療向け音声認識ワークシェアリングサービス「AmiVoice iNote」は、当社と共同開発を行った社会医療法人石川記念会 HITO病院様経由で知っていただいた方も多く、同院様が講演をなさった展示会3日目は、当社ブースにも沢山の方にお越しいただきました。

他科での展開

既にAmiVoiceを導入いただいている施設の皆様からも、院内でさらに展開を進めたいという声が多数ありました。

<お客様の声>
・放射線科で既にAmiVoiceを利用中だが、電子カルテ入力や病理レポート作成等、他部署での導入も検討している。
・放射線科以外ではどのように活用できるか知りたくて来場した。

 

おわりに

3日間を通じて

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会期中の3日間通して、非常に多くの方にお越しいただきました。デモンストレーションも盛況で、「AmiVoice Ex7」は特に多くの方に体験いただく事ができました。
ご来場者様には直接お話をうかがえただけでなく、AmiVoiceに対するご要望等のアンケートにも多数ご協力いただきました。医療に携わる様々な立場からの貴重なご意見を頂戴し、誠に感謝いたします。今後の営業活動や製品開発に活かせるよう、尽力して参ります。

ますます認知される「音声認識の有用性」

ご来場者様の中には、AmiVoice以外の音声認識システムを既に使用された事がある方や、業務以外でも日常的にスマートフォン等で音声認識機能を使用している方もいらっしゃり、「音声認識技術」自体への関心が高まっている事や、業務効率化ツールとしての効果が期待されている事をこれまで以上に感じられました。
現在、医療向けAmiVoice製品・サービスは、従来のカルテ記載やレポート作成といった領域はもちろん、クラウド対応やモバイルアプリのリリースにより利用範囲を広げ、施設の様々な部門において業務改善に貢献するソリューションとしての展開を推進しております。
「このような場面で音声認識を導入してみたい」といったご相談がございましたら、ぜひお気軽にお問い合わせください。

【AmiVoice Ex7】
「AmiVoice Front SP01」等のマイクデバイスを用いて音声入力するだけで、簡単に文書を作成できる医療従事者向け音声入力システムです。電子カルテや読影レポート、服薬指導等、PCで行う様々な文章入力の負担を軽減します。
https://medical.amivoice.com/


高原 太郎先生講演「実践・マイクを使いこなす~AmiVoice使いこなし術について~」

【AmiVoice MLx】
スマートフォンで音声入力された内容をPCに転送できるシステムです。外出中や移動中に音声入力によるメモを手軽に作成し、Bluetooth経由で院内PC上の電子カルテやレポーティングシステム等に転送できます。
https://medical.amivoice.com/mlx/


導入事例・聖マリアンナ医科大学病院様「看護で使うAmiVoice MLx」

【AmiVoice CLx】
マイクデバイスに向かって話すだけで、いつでもどこでも診療記録を簡単に作成できるクラウド型の音声入力サービスです。往診先や出張先等、どこからでもログイン可能で、迅速かつ正確な診療記録作成に貢献します。
https://medical.amivoice.com/clx/

 

【AmiVoice SBx Medical】
医療・調剤薬局・介護向けのiOS版音声入力キーボードアプリです。音声入力用の辞書はクラウドサーバー上で常に最新に保たれており、新しい薬品名や病名に迅速に対応します。キーボードアプリの為、組み込み開発不要で、インストール後すぐにお使いいただけます。
https://medical.amivoice.com/SBx/

 

【AmiVoice iNote】
医療向けAI音声認識ワークシェアリングサービスです。記録業務の省力化と質の向上に貢献する事はもちろん、院内SNS機能でのリアルタイムな情報共有や勤務状況のモニタリング等も可能です。
https://medical.amivoice.com/iNote/

 

【AmiVoice Medical Conference】
医療従事者向け書き起こし業務支援システムです。会議用語や医療用語に特化した音声認識エンジンを搭載し、日々の会議音声を迅速にテキスト化します。編集・ファイル管理・保存・テキストファイルへの書き出しまで、シンプルな操作で簡単に行う事が可能です。
https://www.advanced-media.co.jp/products/service/amivoice-medical-conference

 

最後までお読みいただき、誠にありがとうございました。

アドバンスト・メディアでは、幅広い業種・業態での更なる音声認識の普及を目指し、今後も積極的なサービス提供に取り組んで参ります。

【国際モダンホスピタルショウ 2019】
会期: 2019年7月17日(水)~7月19日(金)
会場: 東京ビッグサイト 南展示棟
ブース: 南3・4ホール F-20
公式サイト: https://noma-hs.jp/hs/2019/

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